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ヘダイのヅケ炙りで作る 鯛茶飯



08年9月10日の魚えーっセットです。



▲上からアカバナ(カンパチの幼魚 関東ではショウゴ)、ヘダイ、サゴシ
ウスバハギ、ノドクロの幼魚、レンコダイ

どれも鮮度が良く、しばらく見入ってしまいました。
ウスバハギは活けではないので加熱用とのことでしたので煮付けにしました。

ノドクロは干物や刺身などでもイケますが、我が家は寿司ネタにするのが一番好きらしく、フツーに刺身も出したのですが、寿司酢を自分で作って食べてました。_| ̄|○

で今回のヘダイなんですが、見た目は黒鯛に似ています。
違うのは幾分グレーにもやや黄色っぽい物もあります。関東では白鯛などとも呼ばれているようです。

味はクセがなくて、脂も結構あり美味しいです。

これを皮付きのままお刺身のサクを作り、軽くみりんの入った醤油につけてバーナーで皮を炙り、一口サイズにカットしておきました。
皮を下にしてカットすると、皮がめくれるのが緩和されます。

後で、炊き上がった茶飯に混ぜ込んで蒸らそうと思います。

お茶はフツーの緑茶をいつも飲む位の濃さで用意しました。
量は普通にご飯を炊く量で大丈夫でございます。

お米は研いでザルに上げ30分位置くといいと思います。面倒なのでウチ釜の中に研いだお米入れて待機(笑)今回は4合です。

ボウルに入れたお茶も冷ましておき、頃合を見計らって炊きました。

鯛を中で炊いたり、調味料を入れて炊くレシピもありますが、私はお茶のみで炊いています。
醤油風味の鯛を一口食べた後でお茶味の少し渋いご飯を食べると、口の中がさっぱりして次の一口も美味しく、交互に食べたり一緒に食べたりして飽きずに最後まで頂けるからです。(←結局いやしんぼですね! ^。^)

炊いている間に錦糸玉子、椎茸の煮物、ミツバを用意しておきました。
これは後でトッピングにしようと思います。


炊いていると、とてもいいお茶の香りが漂って来ましたよ!

炊飯終了のアラームが鳴ったら先程用意した鯛を入れてそっと切るように混ぜました。余熱で充分加熱出来ます。



▼竹のお弁当箱にちょこんと盛り付けてみました。

お茶と椎茸、卵のふんわりとした香りが漂ってお腹がぐーっと空いて来ます。
食べてみると、鯛の皮の焼けた香ばしさと風味がお茶の爽やかな渋みといっしょになって
美味しい!プリプリの椎茸や卵もそれぞれの持ち味を発揮してくれていました。


今回は混ぜ込んだ形にしましたが、皮の赤い鯛類なら上に乗せた状態で供すればお祝い事にも良さそうです。14:19 2008/09/19